2008年1月3日木曜日

今更総括

2007年の株式相場に関しては、そもそも全て、世界同時株安というのが表向きの内容。まぁ、サブプライムが後半は影響したわけだが、去年全体を振り返ると、主要株式相場で下落したのは日本のみ。NYもロンドンもみんな上げている。結局日本だけが取り残された。一番上昇率が低かったロンドンでも+3%。中国は例外で+93%。去年常々言ってきたことだが、企業業績は、過去最高を更新し続けているから、上がる上がるとみんな思っていたが、結局上がらなかった。理由はもうすでに日本人が日本株を買って相場を支えるということが不可能であること。外人の売買率が60%以上を締める市場に於いては、日本人の決定権など無いこと。これを如実に物語っている。いくら個人が企業業績を見て買っても、外人がNYのためにヘッジして売りから入れば、そんなことは元も子もなく需給で下げる。 それを痛感した一年。サブプライムの損失が確定しだすから年初は駄目という見立ては多くのアナリストが言っている。指数はたぶん駄目だろうから、売りから入るという選択肢がでてきて、個別なら新興というのが私の見立てである。ただ、中々そんなに簡単にいくはずもないのは重々承知している。私にとっては、とにかく致命的な敗戦からなんとか復活しなければならない勝負の年である。とにかく勝負に勝つ。そのためにはまず負けない投資。これを徹底すべく、リスク管理を見直しながら、日々精進して株式投資に精を出す。

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